現在、TOKI STAFFとして活動するマルチワーカーは5名に広がり、組合企業様の様々な現場で活躍をしています。そこで今回、トキコネクト事務局では、実際にTOKI STAFFを受け入れた組合企業様にインタビューを実施いたしました。「受け入れ前の課題はどんなことがあったか?」「実際に受け入れてみてどうだったか?」など、マルチワーカーを受け入れることで企業に生じた変化や、その効果について詳しくお話を伺っています。
今回は、現在、組合の代表理事も務めていらっしゃる(有)浦島の間島万起人さんに、貴重な経験談をお話しいただきました。この記事が、「TOKI STAFF」の仕組みに興味をお持ちの方や、トキコネクト組合企業への参画をご検討されている事業者様にとって、新たな一歩を踏み出すための参考になりましたら幸いです。

本日はお時間いただきありがとうございます。まずはじめに、トキコネクトに参画される際、人材に関するどのような課題を抱えていらっしゃいましたか?
一番大きかった課題は、やはり人手不足という部分が一番大きかったです。また、プラスアルファとして特別なスキル、今回の場合だとデザインスキルを持った人材の受け入れができたことが良かったと思います。
現在、「TOKI STAFFの声」にもご登場いただいた”なつ”さんが7月から浦島さんで働かれています。実際にどのような業務をしていますか?
チラシのデザインやホームページの作成、フロント業務や事務作業などをお願いしています。

トキコネクトの制度を活用して「派遣」という形では初めての受け入れだったかと思いますが、実際に受け入れをしてみていかがでしたか?
率直に言って、本当に優秀な方に来ていただけたと思っています。特に、デザインやホームページの作成といった、今まで社内のスタッフにはなかなかいなかった技術的なスキルを持った方だったので、非常に助かっています。また、フロント業務も兼任していただいており、自分から意欲的に進んでお客さんの前に出て話すといった姿勢が見られる点も非常に良いです。そして、忙しい週末に来ていただいていることも、助かっている理由の一つです。
受け入れをする中で、もし印象的なエピソードがあれば教えて下さい。
社長が話していたエピソードなのですが、PDFで届いた名簿をExcelに加工してもらいたいと頼んだところ、30分後には「できました」とデータが送られてきたことがありました。あまりの早さに驚いたと同時に、今後は社内で情報共有しながらみんなができるようになるといいという話をしてました。同様に、デザインツールを誰でも一定レベルで利用できるようにというところでは、社内でレクチャーをしていただいたりしたこともあります。
たしかに、”なつ”さんへのインタビューの中では、「機械の操作を任されたときに感謝されることも多く、自己肯定感がとても上がります」というお話もされていました。レクチャーなど具体的に新しい動きが起こる中で、TOKI STAFFの存在が、既存の従業員や社内の雰囲気に与える影響はいかがですか?
社内に対して良い変化があると捉えています。例えば、今までは時間がかかる作業が「ずっと当たり前」だと思っていたスタッフが多かったのですが、TOKI STAFFが短時間で効率よく実践している姿を見て、「どうやってやっているんだろう」「私たちもやってみたい」というような、新しいことに対する意欲的な風潮が社内に生まれたと感じています。
それは良い変化ですね。今後、TOKI STAFFに期待する役割があれば教えて下さい。
それぞれの長所や得意なスキルを活かし、今まで手が回っていなかった部分、手が届かないけれど必要な業務の整備を進めてもらうことに期待しています。
具体的な例として、今回”なつ”さんには、先々のクリスマスや年末年始といったイベント告知に利用できるよう、日付や一部の文言を変更するだけで済むような、汎用性の高いチラシの「ひな型」を作成してもらいました。
さらに今後は、新しく多言語対応が可能なTOKI STAFFにも加わっていただく予定です。近年増加しているインバウンド需要への対応について、社内の受け入れ態勢や、情報提供の仕組みといった部分を、短期間ではありますがなんとか集中して整備して、今後につなげていきたいと思っています。

これから組合への加入を検討している企業や、TOKI STAFFとして働くことを検討している人へメッセージをお願いします。
トキコネクトは、デザインや語学といった特定のスキルを持つ方もいらっしゃるという点で、単発で労働者を受け入れるサービスとは異なる強みがあると感じています。いままで佐渡になかなかいなかったこのような優秀な方々が社内に入ってくることによって、社内の流れや空気感も変わってくる部分があると思います。
また、完全な雇用ではなく、ある程度お試しで利用できるというシステムということも企業にとってはメリットの一つです。将来的に、もし「良いな」と思ってもらえれば、正規雇用につながる可能性もあるため、企業側にもTOKI STAFF側にもメリットがあると感じています。
本日はありがとうございました!
<佐渡島の人材の課題を一緒に解決していく企業を募集中!>
間島理事長がお話しされた通り、一緒に働く中で「この人なら正職員として採用したい!」と感じていただけた場合、企業様から本人に直接スカウトすることが可能です。TOKI STAFFとして一定期間働く中で、その方のスキル、適性、そして職場の雰囲気との相性を十分に把握できるため、採用後の定着率向上に大きく貢献します。働く側にとっても、TOKI STAFFとして業務に携わることで、その企業の文化や実際の仕事内容を深く知ることができます。これにより、「思っていた仕事と違った」という入社後のギャップを解消し、納得感を持って正職員としてのキャリアに進むことが可能です。この制度を積極的に活用いただくことで、企業様と働く方々が「お互いを知る」機会となり、より良い採用・就職に繋げていきたいと考えております。

TOKI STAFFに興味のある方はもちろん、組合加入へ興味のある企業様は、下記の事務局へお気軽にご連絡ください。
佐渡市複業協同組合トキコネクト 事務局
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